日本のことを正しく英語で説明したいなら『日本のことを1分間英語で話してみる』

日本人は、意外と日本のことを知らないものです。

例えば
「日本の国土の総面積がどれくらいか?」
「日本酒と焼酎は何が違うのか?」
「芸者とはいったい何をする人なのか?」
といった質問をされたら、日本語でも答えに困ってしまう人が多いのではないでしょうか。
ましてや、これらの質問に英語で答えるといったら尚さらです。

今回紹介する
『日本のことを1分間英語で話してみる』
には、日本に関する様々なトピックが全部で80個収録されています。

どのトピックも我々日本人にとっては大変身近なものですが、それゆえに海外の人にきちんと説明出来ないと少し恥ずかしい思いをするものばかりです。

ぜひこのテキストを活用して、海外の方に日本のことを堂々と英語で説明してみてください。

『日本のことを1分間英語で話してみる』のページ構成

『日本のことを1分間英語で話してみる』見開き画像
『日本のことを1分間英語で話してみる』70,71ページ

『日本のことを1分間英語で話してみる』では、1つのトピックが見開き一つにコンパクトにまとめられています。

各トピックはそれぞれ

・タイトル
・ワンフレーズの説明
・英語本文
・日本語訳
・覚えておきたい語句・表現
・キーワード&ワンポイントアドバイス

という項目で構成されています。

以下、各項目を説明していきます。

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タイトルを読むだけで発見がたくさんある

『日本のことを1分間英語で話してみる』タイトル画像
『日本のことを1分間英語で話してみる』タイトル

『日本のことを1分間英語で話してみる』には日本に関する80個のトピックが掲載されていますが、各トピックのタイトルを見るだけでも大変勉強になります

少し例をご紹介しましょう。

敬語 Polite Forms

焼酎 Japanese Vodka
(注:vodkaはウォッカの意)

華道 Japanese Flower Arrangement

お好み焼きとたこ焼き Japanese Pancake and Octopus Balls

どれも日本人にとっては大変身近な単語ですが、いざ英語で表現するとなると頭を抱えてしまうものばかりではないでしょうか?

日本特有の文化を海外の人に英語で分かりやすく説明するのは、英語をある程度話せる人でも実はなかなか難しいものです。
ですが、『日本のことを1分間英語で話してみる』の各トピックのタイトルには、そんな日本文化を英語で説明するコツがたくさん隠されています。

本文を学習する時間が無い人は、ぜひ各トピックのタイトルだけでも眺めてみてください(背表紙にリストが載っています)。

必ず
「・・・なるほど。英語ではこう言えば良いのか!」
という発見があるはずです。

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それをワンフレーズで説明すると?

『日本のことを1分間英語で話してみる』ワンフレーズで説明すると?画像
『日本のことを1分間英語で話してみる』ワンフレーズで説明すると?

『日本のことを1分間英語で話してみる』の英語本文の前には、各トピックをワンフレーズで説明した文章が載っています。

3つほどご紹介します。

【俳句】
It’s the world’s shortest form of poetry.
世界で一番短い詩です。
(『日本のことを1分間英語で話してみる』40,41ページより)

日本人の感覚だと俳句は俳句であり、あまり詩という意識はありませんが、海外の方に英語で説明する場合は「poetry(詩)」という表現が分かりやすいようです。


【漫才】
It’s a comedy performed by a duo.
ふたりひと組のコメディアンが演じます。
(『日本のことを1分間英語で話してみる』128,129ページより)

「笑い」はそれぞれの文化と密接に関係しているので、日本の「お笑い」を英語で説明するのはかなり難しいのですが、それでもこんな風にシンプルに表現すること出来ます。


【お盆】
It is said that the souls of our ancestors return.
先祖の霊が戻るといわれています。
(『日本のことを1分間英語で話してみる』152,153ページより)

「夏休み」「帰省」「お墓参り」等など、「お盆」にまつわるキーワードは沢山あり、つい全部説明したくなりますが、一文で説明するとこうなります。


「日本のことを英語で説明する」というとつい身構えてしまいますが、「ワンフレーズで説明してみよう」と考えると、だいぶ気持ちがラクになるのではないでしょうか

日本のことを英語で質問された場合、それについてペラペラと一方的に長く説明するのが良いとは限りません。
相手がそのことについてもっと知りたいと思えば、さらに具体的な質問してくるはずなので、それにまた答えることで会話が成立していきます。

『日本のことを1分間英語で話してみる』には、日本文化をそれぞれワンフレーズで説明したものが80個掲載されています。

「まずはこんな風に日本のことを説明すればいいんだ」
という知識が80個あれば、海外の人と話す時も心にだいぶ余裕が出来ます。

「上手く説明できるか自信がない」
「どんな風に説明すればいいのか分からない」
という人は、ぜひ「ワンフレーズ×80個」から始めてみてください。

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英語本文はシンプルで英語初心者も安心

『日本のことを1分間英語で話してみる』英語本文
『日本のことを1分間英語で話してみる』英語本文

続いては、一番のメインである「英語本文」についてです。

少し長くなりますが、「ラーメン」に関する説明をそのまま引用してご紹介致します。

英語初心者の方だと、おそらく途中に意味の分からない単語が幾つか出て来ると思いますが、書いてあるのは皆さんもよくご存知のあの「ラーメン」についてですので、ぜひ想像で補いながら目を通してみてください。

全部は無理でも、必ず意味が理解出来る部分があるはずです。

Ramen
Ramen is a noodle soup dish. You see many ramen restaurants in Japan and people often go to them because they are casual and prices are reasonable.

Ramen is different from soba and udon because it uses meat for its soup stock. Soba and udon use fish or seaweed. Ramen soup may also have garlic, soy souce or miso added to its base. Popular toppings are roasted pork and chopped green onions.

Different areas specialize in different kinds of ramen. The famous specialty ramen of Hakata uses a white soup taken from pork bones. You can slurp when you eat your ramen!
(『日本のことを1分間英語で話してみる』70ページより)

いかがでしたでしょうか。
意味の理解出来る部分はありましたか?

『日本のことを1分間英語で話してみる』は、タイトルどおり1トピックが約1分で話せる長さなので、気軽に取り組むことが出来ます。
また、使われている英文はシンプルなので、英語初心者も安心です。

さらに、各トピックは「さわり」、「少し詳しく」、「さらに補足」という三段落に分けられているので、自分の英語力に応じて学習内容を調節することも出来ます。

たとえば、まだあまり長時間英語に触れることに慣れていない英語初心者の方は、「さわり」の部分だけを学習することにしても良いと思います。

ちなみに、「ラーメン」に関する「さわり」の部分はこちらになります。

Ramen
Ramen is a noodle soup dish. You see many ramen restaurants in Japan and people often go to them because they are casual and prices are reasonable.
(『日本のことを1分間英語で話してみる』70ページより)

短くてシンプルな文章ですが、「ラーメン」についてこれだけ説明出来たら、会話としては十分成立すると思いませんか?

難しい単語や構文を使わなくても、日本の文化を英語で説明することは十分出来ます。
大事なのは相手の立場になって、日本人にとっては当たり前のことを丁寧に言葉で表現していくことです。

『日本のことを1分間英語で話してみる』には、そんな「当たり前のことを丁寧に言葉で表現」するヒントが沢山載っています。
ぜひご自身の目で確かめてみてください。

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慣れてきたら「日本語訳」→「英語」という学習方法も

『日本のことを1分間英語で話してみる』日本語訳
『日本のことを1分間英語で話してみる』日本語訳

『日本のことを1分間英語で話してみる』では、見開きの左ページに「英文」、右ページに「日本語訳」が掲載されています。

この「日本語訳」は、学習の際参考にするのはもちろんですが、ある程度英語に慣れてきたら
「日本語訳」→「英語」
という学習方法に使うことも出来ます。

「瞬間英作文トレーニング」の要領で、左のページの「英文」を隠し、「日本語訳」だけを見て英文を口頭で言ってみるのです。

かなり負荷の高い学習方法ではありますが、続けると確実に効果の出るトレーニングです

もし良かったら、自分にとって興味のあるトピックだけ(しかも「さわり」の部分だけ)でも「日本語訳」→「英語」というトレーニングを試してみてください。

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覚えておきたい語句・表現

『日本のことを1分間英語で話してみる』覚えておきたい語句・表現
『日本のことを1分間英語で話してみる』覚えておきたい語句・表現

『日本のことを1分間英語で話してみる』では、英語本文に出てくる「覚えておきたい語句・表現」も、同じ見開き内に掲載されています。

なので、意味の分からない単語があっても、ほとんどの場合は辞書を調べる必要がありません

これは、英語学習を効率的に進める上で大変重要なポイントです。

以下、日本を説明する際に使用頻度が高そうな3つのトピックから、それぞれ「覚えておきたい語句・表現」をご紹介します。

【東京オリンピック(Tokyo Olympics)】

『日本のことを1分間英語で話してみる』東京オリンピックの覚えておきたい語句・表現
『日本のことを1分間英語で話してみる』28ページより

【台所(Kitchens)】

『日本のことを1分間英語で話してみる』台所の覚えておきたい語句・表現
『日本のことを1分間英語で話してみる』58ページより

【旅館(Traditional Japanese Inns)】

『日本のことを1分間英語で話してみる』旅館の覚えておきたい語句・表現
『日本のことを1分間英語で話してみる』84ページより

英語の語彙力を増やす際は、基本的に「DUO3.0」などを使って頻出単語・熟語を中心に学習するのがオススメですが
「このトピックについて英語で話せるようになりたい!」
という明確な目標がある場合は、一点突破のイメージでそのトピックに関係する単語・熟語を集中的に学習する方法も有効です。

自分が英会話を勉強する目的を考えながら、『日本のことを1分間英語で話してみる』の「覚えておきたい語句・表現」も上手に活用してみてください。

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キーワード&ワンポイントアドバイス

『日本のことを1分間英語で話してみる』キーワード&ワンポイントアドバイス画像
『日本のことを1分間英語で話してみる』キーワード&ワンポイントアドバイス

『日本のことを1分間英語で話してみる』では、各トピックを英語で説明する際の「キーワード」と「ワンポイントアドバイス」も掲載されています。

ちなみに、この『日本のことを1分間英語で話してみる』の著者である広瀬直子さんは京都ご出身で、トロントに20年間在住されている方です。

日本の文化と英語圏の文化の両方をよくご存知なので

・各日本文化を表現するのに最適のキーワード
・海外の人が誤解しがちなポイント
・説明する際に気をつけた方が良いこと

などを的確かつ分かりやすく解説してくださっています。

異文化交流の先輩の貴重なアドバイスとして、ぜひ目を通してみてください。

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まとめ

以上、日本のことを正しく英語で説明したい時に便利な
『日本のことを1分間英語で話してみる』
のご紹介でした。

この記事の内容を簡単にまとめると以下のようになります。

・日本人は日本のことを意外と知らない
・まずはワンフレーズで説明してみよう
・難しい単語や構文を使わなくても日本を説明出来る
・異文化交流の先輩のアドバイスを参考にしよう

今日本では、「訪日外国人観光客の増加」「2020年の東京オリンピック開催」などといった理由から、日本人以外の人と接する機会が着実に増えてきています。
今まで「当たり前」だったことを、改めて言葉で説明する必要も出てくるでしょう。

『日本のことを1分間英語で話してみる』は、1トピック約1分というコンパクトさが最大の魅力です。
一般人である我々が海外の人に日本を説明する際、何も専門家のように詳しく説明する必要はありません。
まずはワンフレーズ、そして出来れば1分間、身近な物事を英語で説明出来るようにトレーニングしてみましょう。

『日本のことを1分間英語で話してみる』は、そのトレーニングに最適のテキストです。
このテキストをスタート地点に、ぜひ日本の様々な魅力を自分の言葉で世界中の人に伝えてみてください。

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