英語でコミュニケーションする勇気をくれる『おやじギャグ英語術』

『おやじギャグ英語術』表紙画像

受験勉強で英語が得意だったり、TOEICで高得点を取ったりしていても
「話す英語にはまったく自信がない・・・」
と外国人との会話に尻込みしてしまう日本人は、意外とたくさんいます。

これは「英語でアウトプット」することに対して、心の敷居が高いためです。

今回ご紹介する
72歳はとバス名物ガイドが教える 使える!通じる!おやじギャグ英語術
は、「英語でアウトプット」の心の敷居を下げてくれる本です。

いわゆる「英語学習テキスト」ではありませんが、「実際に話せる英語」を目指す学習者は一度は目を通しておきたい良書です。

72歳の著者と一緒に、ぜひ「英語でアウトプット」することに挑戦してみましょう。

『おやじギャグ英語術』ってどんな本?

『おやじギャグ英語術』1章目次
『おやじギャグ英語術』1章目次

『おやじギャグ英語術』の著者である佐藤卯一さんは、1965年にはとバスのガイドになり、それ以来英語を使って外国人観光客向けのツアーガイドを続けている方です。
ちなみに、日本で1回目のオリンピックが開催されたのが1964年で、東海道新幹線が開通したのが1965年。
佐藤さんは、その頃から英語のツアーガイドをしている大ベテランなのです。

本の冒頭で、佐藤さんは『おやじギャグ英語術』についてこんな風に説明しています。

「おやじギャグ英語術」は、日本語なまりでいい、簡単な英語でいいから、ギャグから始めて楽しくしゃべろう!という方法です。
いかに楽しくコミュニケーションをしようか、と考えると、自然と話す機会も増えていき、英語力が向上していきます。
(『おやじギャグ英語術』6ページより)

『日本語なまりでいい、簡単な英語でいい』と言われると、なんとなく安心しますね。

それでは、タイトルにもなっている佐藤さんの「おやじギャグ」を2つほど紹介しましょう。


【もしも答えの分からない質問をされたら・・・?】
佐藤さんがはとバスのツアーで、東京の皇居を案内していた時のこと。
外国人観光客に
「この堀の深さはどれくらいなの?」
と質問されて困った際、思いついた返答が
“Top secret!”
質問した人は大ウケだったそうです。

『おやじギャグ英語術』91ページ画像
『おやじギャグ英語術』91ページより

【「忍者はどこにいるの?」と質問されたら・・・?】
「忍者はどこにいるの?」という、外国人観光客からお約束の質問をされた場合の返答はこうです。

You can’t see ninjas. Because they are spies. You can’t find a spy, can you?
「忍者には会えません。忍者はスパイですから。スパイは見つけられないでしょう?」
(『おやじギャグ英語術』136ページより)


どちらの「おやじギャグ」もとてもシンプルで、英語初心者の方でもすぐにマネ出来そうだと思いませんか?

『おやじギャグ英語術』は、英語経験が豊富な著者のユニークなエピソードがギッシリ詰まった、とても読みやすい本です。

英語学習のよい気分転換にもなるので、ぜひ一度手にとって読んでみてください。

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テキストだけの英語学習では、いつか必ず行き詰まる

『おやじギャグ英語術』2章目次
『おやじギャグ英語術』2章目次

『おやじギャグ英語術』は、「英語でアウトプット」することに対する敷居を下げてくれる本です。

テキストだけの英語学習では、いつか必ず行き詰まります。

これは、テキストを使った勉強がどうしても「英語のインプット」に偏りがちで、「英語のアウトプット」が足りなくなるせいです。

「英語のアウトプット」というのは、実際に自分で英語を話したり、書いたりする勉強だと思ってください。

英語学習を始めたばかりの時は「英語のインプット」に集中した方が効率が良いのですが、ある一定のレベルに達したら「英語のアウトプット」にも取り組んだ方が英語の上達のスピードが速くなります。

「英語のアウトプット」を行なって初めて、自分の英語の足りない部分、つまりインプットすべき部分がハッキリするからです。

そしてその後は、インプットとアウトプットを繰り返して英語の上昇スパイラルに乗るイメージです。

「英語のアウトプット」に関して、『おやじギャグ英語術』にこんな記述があります。

コミュニケーションの基本はお互いの意志を通じ合わせることです。単語を並べるだけでもいいですから、とにかく話しましょう。(中略)
いずれにしても、会話はテストではありませんから、難しく考えすぎるのはマイナスです。日本語交じりの英語でも構わないでしょう。
そして、後からあの言い方でよかったのか、もっとうまい表現はなかったかをチェックすれば、少しずつ上達するものです。最初からうまくできる人などいませんから、心配いりません。
(『おやじギャグ英語術』204,205ページより)

「間違えたら恥ずかしい」
「実際に英会話をするのはもっと英語が上達してから・・・」
と思う気持ちは同じ日本人としてとてもよく分かりますが、ぜひ『おやじギャグ英語術』を読んで、少し肩の力を抜いて「英語のアウトプット」に取り組んでみてください。

ほんの少しの勇気が、毎日の英語学習をもっと有意義で、充実したものにしてくれるはずです。

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「通訳案内士」や「東京オリンピックボランティア」を考えている人にもおすすめ

『おやじギャグ英語術』5章目次
『おやじギャグ英語術』5章目次

もちろん『おやじギャグ英語術』は、「通訳案内士」や「東京オリンピックボランティア」を考えている人にもおすすめのテキストです。

日本文化に関する知識や、英語をより流暢に話すためのテクニックに関しては他にも優れた本がたくさんあると思いますが、『おやじギャグ英語術』はなによりもまず「おもてなしの心」の大切さを教えてくれます。

著者の佐藤さんの「おやじギャグ」のゴールは、相手を笑わせることではありません
「おやじギャグ」というのはあくまでも場の雰囲気を和ませるための手段であり、最終的にはお客様にリラックスした気分で日本での滞在を楽しんでもらうことがゴールなのです

英語ガイドの大先輩の「おもてなしの心」をお手本に、ぜひ世界中の人に日本を楽しんでもらいましょう。

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まとめ

以上
72歳はとバス名物ガイドが教える 使える!通じる!おやじギャグ英語術
のご紹介でした。

最後に記事の内容を簡単にまとめておきます。

・『おやじギャグ英語術』には英語初級者でもマネ出来る表現がたくさんある
・「英語のインプット」と「英語のアウトプット」で英語の上昇スパイラルに乗ろう
・『おやじギャグ英語術』は「通訳案内士」や「東京オリンピックボランティア」を考えている人にもおすすめ

『おやじギャグ英語術』は、英語学習用のテキストとはまったく違った角度から英語を学ぶことの魅力に気づかせてくれる本です。

佐藤さんの爆笑英語ツアーに参加するイメージで、ぜひ肩の力を抜いて気軽に読んでみてください。

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